三菱ルール無視25年でもあなたの愛車は高く買い取ってもらえる?

三菱自動車の燃焼試験データの改ざん問題は、国だけでなく、ユーザーはもちろん多くの関係者を騙した大がかりな詐欺事件と言ってもいいすぎではない。
しかも、今回の事件に限らず過去何度も不正まがいを繰り返し、三菱のルール無視は25年にものぼると、ある時は命を落とすといった被害者が出たのも事故も記憶にある。

さらに新聞などによると、今回の違反の対象は数百万台にも及ぶとあった。
本当にそんなとんでもない数字を騙し切ったとしたらな、もはや呆れてモノも言えない。
そこまで騙すのか?と企業としての神経を疑ってしまう。

今回問題となった車種は軽自動車、具体的には「ekワゴン」。

いい軽自動車という意味らしいがいい加減にしてもらいたいものだ。


出典:headlines.yahoo.co.jp

信じて買った方々の騙され感はいかばかりか、車の価値も下がる、高く売れるとはだれもが思えない。
そうしたところまで考えてみると被害額の大きさは想像をはるかに超える大きな額になるということも理解できる。

商売は信用から成り立つなんてのは当たり前すぎるほどの原則である。
信用も信頼もないところからどうしてお金を払ってモノやサービスを買って頂けるというのか。
そんな人はこの世の中にいるはずもない。
当然のごとく、今後三菱自動車を他社の有り余る車種のなかからわざわざセレクトをするなどというのはあり得ない話。

つまりは、三菱自動車が高値で売れるということも考えられない至極普通の理屈である。


さて、こうした中で三菱の車の査定はどうなっていくのか。
ところで、高額買取という流れはどのような仕組みになっているのかといった、別の視点でこれらの業界を眺めてみる必要もある。

車の買取というのは専門の買取業者に査定を依頼し買い取ってもらうケースが一般的である。
最近では複数の買取業者に査定を依頼し一番高額提示の業者を選べば素人でもそれなりに高値で売ることができると想像はつく。

さらに最近では、ネットを使った一括査定サービスなるものもあって、年式、走行距離などの必要項目を埋めるだけで複数業者への査定依頼ができ、しかも無料なので気軽に自分の所有する車の価値や相場が分かり、損せずに車を売れるという時代でもある。

確かに、ヤフーオークションで車を売買して儲けたなんて嘘のような話を耳にしたことも実際にあるだけに知っている人は相当活用しているようだ。

ここで言いたいのは「蓼(たで)食う虫も好き好き」ということである。
三菱自動車を蓼に例えるのはいささか乱暴にも聞こえるかもしれないが、あえてそういう例えで言いたい。

三菱が不正したところで、三菱自動車のekワゴンのスタイルなどがお気に入りの人だったら購入したいと考える人だっているということ。
であるならば、今回の事件で三菱自動車が高額買取の査定が絶対ないとはいえないという考え方もなくはない。
とはいえ、全体の需要と供給を考えると、どうしても供給過多となり価格は下がる傾向になるであろうことも素人でもそうそうできる。
信頼、信用を完全に失っている中、需要と供給を考えれば三菱の車が高額買取が可能とはやっぱりどうも考えにくい。


テーマをもう一度振り返ってみると、「三菱ルール無視25年でもあなたの愛車はt高く買い取ってもらえる?」というもの。
ここでは軽自動車について、ekワゴンについてとフォーカスしての問いかけではないという点も忘れてはならない。

三菱自動車における車種は軽自動車ばかりではない。
三菱には、パジェロやデリカなど他社とは違うタイプの車も売られている。ネットで調べてみるとこういう車は、希少性とコアなファン層が多いので、実は高く売れる傾向もあると買取専門業者の意見もあった。

三菱の車であろうと、トヨタのそれであろうと、結局買取価格を決めるのは業者である。
業者が目の前の車に高い評価を見出したのならば高く売れるという別の理屈が働く。
業者によっても、軽自動車が得意なところと、三菱が得意な業者、欲しい車や得意な車を扱う業者と一概に今回の事件で三菱自動車が離れていくとは考えにくい面もあるという事実も理解する必要があるようだ。

買取業者もそうであるのだから、購入する人もある意味一緒なのだ。
三菱自動車だからこそ高く買取る業者がいて、場合によってはekワゴンでさえワゴンRより高く売られる可能性もあるということもありうるということ。


正直、三菱の軽自動車が高く買取られるかどうかと尋ねられれば、それはなかなか難しいという結論になるであろう。


しかし、三菱にある軽自動車以外の車はどうかといえば決して今回のことに直接左右されるわけではないという車種もあることも事実のようだ。


実際に三菱自動車の人気ランキングをネットで調べてみると、あるランキング結果には第1位デリカD:5、第2位アウトライダーPHEV、第3位ミラージュ、第4位デリカD:2、第5位パジェロとあった。

軽自動車は三菱の人気ランキングベスト5にも入っていないというのも現実。
つまりもともと三菱の軽自動車は人気がない。
この時点ですでに軽自動車は高く売れにくいということも想像できる。

しかしベスト5に入っている車種は希少価値がありコアなファンにとってみればニーズがあるからして高く買取りもありうる。
つまりは、三菱ルール無視25年でも車査定の高額買取は不可能ではないと言えるのである。


テーマとは少々それてしまうが、売れない人気のない三菱の軽自動車を、どうして不正までしてごまかしてまで作ろう、売ろうと考えたのか。

他社との競争にも完全に負けている分野であるなら、その時点で軽自動車から撤退するという勇気もあったはず。
不正をするそれがあるのならば撤退という勇気の方がよほどましであるとどうして経営者は考えなかったのか、そこが疑問でならない。

それよりも人気のある希少価値のある車種があるのだから、そちらに力をより注ぎ強みをさらに活かすという方針をこれまたどうして考えなかったのか、どうにも腑に落ちないというかよくわからない。

人気のある車種であれば高く査定されるであろうし、価値があるのならそれでも売れる、買い手がいるということ。
そうした全体を俯瞰してみると、三菱のなんとももったいない愚かな経営判断であったのかとつくづく残念でならないのである。

結局、買い手のことを向いていない、買い手の気持ちを理解していないという点において他にないように思う。
デリカやパジェロといったファンの気持ちを少しでも理解している、そうしようとしていたならば、作るべき車、売るべき車に目が向くはずである。

高く査定されるように仕向けるのではなく、結果的にそうなるであろうし、そういう車を持っているだけに重ね重ね愚かで残念でならないと思うところである。

三菱の車がこの機会にも高く買取りが可能であるとしても、企業姿勢や理念、ユーザー等を裏切る経営の本質を考えれば本当の意味で高く買取られる可能性があったとしても、その場合ではないのだが・・。

参考URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160507-00000023-jij-bus_all

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